7.その他オプション


(1).フロントのユニバ化
パワーとは関係なく、フロントにはユニバを付けた方が良いと思います。ユニバが無いと、フルステアを切った時にガリガリとスムーズに回りません(リアは特に必要は無いと思います)。
純正のユニバ(OP.791 DF-02 アッセンブリーユニバーサルシャフト)は大変丈夫で、既に200パック走行していますが殆ど摩耗や消耗が発生していません。
やっているメンテは、ベアリングをメンテするタイミング(つまりユニバを外す時)に、定番のWD-40で洗浄&注油しているだけです。
左側の写真がWD-40です(これは一番小さい缶です。もっと大きい缶でも売られています)。ホームセンター等で売られており、ラジコンではメジャーなオイルです(特にオフロードで)。
使い方は、右側の写真の様にユニバのジョイント部分の中に吹き付けて、流れ出てきたオイルと汚れをティッシュで拭き取ってお終いです。
取説ではアンチウェアグリスが指定されていますが、アンチウェアグリスは砂や土埃を吸い付けて巻き込んでしまいパーツが摩耗しますし、土埃を沢山吸い取ってホコリと共に落ちてしまいます。
WD-40はサラサラ系のオイルで、拭き取った後は砂や土を巻き込みませんし、金属表面に浸透して薄くても強力な皮膜を作ってくれるらしいです。WD-40は、樹脂パーツのつや出しや洗浄、タイヤのグリップ剤やコンディショナーとしても使えて大変便利ですから、1本持っておくと便利かと思います。
尚、ユニバは一度緩みクセが付くと、パーツを交換しないと完治しにくい(ネジ止め剤を使用しても)との話しを聞くので、パーツ交換が必要になるまで分解せず、この方法で洗浄&注油し続ける予定です。
純正ユニバの交換パーツは下記の通りです。
OP.500 アッセンブリーユニバーサル用 クロススパイダーセット
OP.791内9805979 70oスイングシャフト
OP.499 アッセンブリーユニバーサル用 ホイールアクスル

WD-40(小ボトル) ユニバの洗浄と注油



(2).ターンバックル
ハードな走行で破損しやすいパーツの代表格は、シャフトかと思います。
純正では、(OP.940 DF-03 ハードターンバックルシャフトセットがあり、太く作られているので大変丈夫そうに見えます。
しかしアジャスターのネジ部分はM3ネジ(芯の部分は2.5o)なので、ハードな走行を繰り返すと下記写真の様に、その部分が曲がって最終的には折れてしまいます。
ランスフォードから(チタン製のKL-11 も販売されていますが、クラッシュで破損することに変わりない為、ここは消耗費と割り切って、安価なスチール製を選ぶ方法もあります。
川田模型からスチール製の(TBA108 タ−ンバックルセットDF03用が販売されており、実売600円以下(1本100円以下)を複数購入し、消耗品として割り切るのも合理的な選択だと思います。
川田模型のターンバックルは、タミヤのOP.602 ターンバックルレンチと互換です。
曲がる 折れる



(3).ヒートシンク
ハイパワーでの走行には、熱対策が必要と思います(特に熱い夏場は)。
純正オプションとしてOP.924 DF-03 ヒートシンクバーセットが販売されています。
ヒートシンク自体の放熱効果には疑問がありますが、付属するモータプレートは有効に機能します。
モータとギヤボックスプレートの間は、標準だと紙製です(モータ側からスパーギヤ側に砂が入らない為の蓋)。これがヒートシンクセットに付属する金属製に交換することで、モータの熱がギヤボックスプレートへ伝わるようになり、ヒートシンクも放熱します。
暑い夏場にハイパワー走行を行うには、モータ保護の観点からも装着しておいた方が無難だと思います。


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