(1).フロントのユニバ化
パワーとは関係なく、フロントにはユニバを付けた方が良いと思います。ユニバが無いと、フルステアを切った時にガリガリとスムーズに回りません(リアは特に必要は無いと思います)。
純正のユニバ(OP.791 DF-02 アッセンブリーユニバーサルシャフト)は大変丈夫で、既に200パック走行していますが殆ど摩耗や消耗が発生していません。
やっているメンテは、ベアリングをメンテするタイミング(つまりユニバを外す時)に、定番のWD-40で洗浄&注油しているだけです。
左側の写真がWD-40です(これは一番小さい缶です。もっと大きい缶でも売られています)。ホームセンター等で売られており、ラジコンではメジャーなオイルです(特にオフロードで)。
使い方は、右側の写真の様にユニバのジョイント部分の中に吹き付けて、流れ出てきたオイルと汚れをティッシュで拭き取ってお終いです。
取説ではアンチウェアグリスが指定されていますが、アンチウェアグリスは砂や土埃を吸い付けて巻き込んでしまいパーツが摩耗しますし、土埃を沢山吸い取ってホコリと共に落ちてしまいます。
WD-40はサラサラ系のオイルで、拭き取った後は砂や土を巻き込みませんし、金属表面に浸透して薄くても強力な皮膜を作ってくれるらしいです。WD-40は、樹脂パーツのつや出しや洗浄、タイヤのグリップ剤やコンディショナーとしても使えて大変便利ですから、1本持っておくと便利かと思います。
尚、ユニバは一度緩みクセが付くと、パーツを交換しないと完治しにくい(ネジ止め剤を使用しても)との話しを聞くので、パーツ交換が必要になるまで分解せず、この方法で洗浄&注油し続ける予定です。
純正ユニバの交換パーツは下記の通りです。
・OP.500 アッセンブリーユニバーサル用 クロススパイダーセット
・OP.791内9805979 70oスイングシャフト
・OP.499 アッセンブリーユニバーサル用 ホイールアクスル